【ピアノに防音室は必要?】基本必要。でもほとんど家は防音室なしです【弾く時間帯を決めよう】

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防音室が必要なのは、ピアノだけではないです。ヴァイオリンやフルート、トランペットも家で練習していたら、音は外に丸聞こえ。こんな時は、防音室でやるのがメインですが、家では防音室を用意している所はほとんどありません。

今回は、ピアノを弾くための防音室の必要性や家庭での防音室の実現可能性について説明。また、ピアノの演奏時間帯の選定方法についても紹介します。

 キーポイント
  • 防音室はピアノの音を吸収し、周囲への響きを軽減する効果がある
  • 防音室の設置には費用やスペースの問題があるが、代替策として防音対策を行うことも可能
  • ピアノの演奏時間帯を選定する際には近隣への配慮やルールの設定が重要
  • 効果的な演奏時間帯の選び方や演奏時間帯の調整方法について考慮する
  • どうしても気になる方は、ヘッドホンで対応

【音漏れ100%】防音室がないとピアノの音は確実に漏れる

【あるとないは違う】防音室の役割と効果

防音室を使用することは、周囲への影響を最小限に抑えることが目的です。

  • ピアノの音を吸収し、外部への音漏れを防ぐ
  • 家族や近隣への騒音を軽減。安心して練習できる
  • 外部の騒音をなくすことで、集中力を高め、質の良い練習ができる

防音室を設置は、双方にとってメリット。快適な演奏環境を実現し、周囲への配慮も可能となります。

【これで音漏れなし】防音室の設置方法と注意点

防音室を設置する注意点は、下記の通り

  1. 適切な材料の選定: 音を吸収する材料や、音を反射させにくい材料使用で、音漏れを防ぐ
  2. 設置場所をどこにするか: 周囲の音を遮断しやすい場所を選ぶ。隣人への配慮、他の部屋や壁に接する場所を避けるようにする
  3. 換気の確保: 密閉された空間なので、小まめに空気の入れ替えをして、防音室内の湿度や空気の質を保つ

これで音漏れは最低限クリア!さて、これを自宅でできるかどうか?次へ続きます。

【お家で設置は可能?】防音室の実現と可能性

【本当に作れる?】防音室の費用とスペースの問題

お家に防音室を作るとなると、電話ボックスのような個室を作ることになります。しかし、ほとんどのお家は限られたスペースしかなく、大きな家以外は設置は難しいのが現実です。

  1. ピアノの見直し:アップライトピアノを諦め、音の強弱コントロールができる電子ピアノに変更する
  2. 防音室スペースの最適化:防音室の設置場所やサイズを慎重に検討
  3. 代替策の検討:防音パネルや防音カーテンなどを使用する

ピアノを変えるか、そのまま防音室計画に突っ走る。上記の方法を活用することで解決できる可能性があります。

・・・とは言いつつ、なかなかお家に防音室を設置するのは難しいと思うので、次の代替策でカバーした方が早いかも知れません。

防音室って控えめに言って難しいですよね・・・。ここは代替策の方が早いと思います。

代替策としての防音対策

防音対策で、ピアノの音を抑えましょう。

 代替策として有効な防音対策
  1. 防音パネル:壁や床に取り付けて、音の反射を抑える。適切な位置に設置することで、周囲への音の漏れを軽減することが可能。
  2. 防音カーテン:窓やドアに取り付けて、音の侵入や漏れを防ぐ。特に窓からの音の漏れを抑える効果があり。
  3. 防音マット:ピアノの下に防音マットを敷いて、振動や音の伝播を抑える。特にマンションの場合は、下の階に響く音を軽減できる。

そんなにピアノの音ってうるさいのか?と思いそうですが、そうなんです。意外と聞こえるんです。まぁこれはピアノに限ったことでなないですけどね・・・。他楽器もそうです。

 防音パネル  防音カーテン  防音マット

【ピアノを続けるために】家族や近隣への配慮

ピアノの演奏は楽しいものですが、家族や近隣への配慮も大切です。音量を調整することや演奏時間帯の選定など、気を配ることが必要です。

  • 音量の調整:夜間や早朝は、音が周囲に響きやすくなるため、音量を抑える。
  • 演奏時間帯の選定:昼間の時間帯や休日の昼間など、周囲の方々が比較的静かな時間帯にピアノを演奏すること。夜はヘッドホンなどして消音モードで弾く。
  • 家族や近隣への配慮:長時間の演奏は周囲の方々にとって騒音扱いになるので、できるだけ短時間で集中して演奏するようにする。

上記の対策が難しい場合、次につながりますが、ずっとヘッドホンを使ってやるしかありません。ちょっと演奏しただけで「うるさい」と言ってくる人は少ないと思いますが、心配ならヘッドホンして弾くのがベストですね。

【何時がいい?】ピアノの演奏時間帯の選定

近隣への配慮とピアノを弾く時間を設定する

ピアノを演奏する際にはルールを決めて、ピアノの演奏時間帯を決めましょう。

例として、効果的な演奏時間帯は下記の通り

 昼間の時間帯を選ぶ
  • 昼間は、一般的に騒音が許容されやすい時間帯なので練習しやすい。
  • 近隣の人々が外出している可能性が高く、騒音の影響を受けにくい。
 夜間の時間帯を避ける
  • 夜間は静かな時間帯であり、近隣の人々が休息を取っている可能性が高い。
  • 夜間の演奏は周囲への騒音の影響が大きくなるため、避けるべき。

夜は、ヘッドホンをして練習するのが一番安全です。

 ルールを守る
  • 演奏時間帯を守ることは、近隣への配慮の一環。
  • ルールを守ることで、周りの人々とのトラブルを避けることができる。

以上のポイントに留意しながら、ピアノの演奏時間帯を選定しましょう。

音が心配ならずっとヘッドホンをする

周囲の反応に敏感で心配な方は、ヘッドホンを使用。ヘッドホンで対応できるピアノを選びましょう。

  • 電子ピアノ
  • 消音ユニットが付いているアップライトピアノ

上記なら問題なし。時間帯を選ばず、24時間、弾きたい時に好きなだけ弾けます。

消音ユニットとは、アップライトピアノ・グランドピアノに取り付けると、ピアノ本体から出る音を消音してヘッドホンで練習できる装置。ぶっちゃけ、これがあれば全て解決できます。

例として下記のような装置。中古のアップライトピアノなら元から付いている場合もあります。まだピアノを購入していない方は、この消音ユニット付きのピアノを選ぶと良いでしょう。

しかし、いつもヘッドホンばっかでつまらない。たまには音を出して弾きたい。そんな時ありますよね。

そんな時は音を出してもOK!音を出した方が、響き方が違いますし、あぁピアノの音だぁ〜と心から実感できます。ただし、その時は時間帯を考えて、弾くようにしましょう。

練習室を借りたら、思いっきり音は出せるよ♪防音対策はしているし、若干音が漏れても練習室だから、周囲の人もわかっているしね。

練習の時間帯は慎重に。でも過剰に気にせず、音を出したい時は思いっきり、ピアノの音を聴いて演奏しましょう!

この記事を書いた人
pianoの番人

ピアノで人生は変える不思議な楽器。年齢に関係なく始められます。始めたいと思ったところからスタート!挑戦、達成、癒し、ピアノはずっと寄り添ってくれます。弾きたいと思ったら今すぐ弾いてみましょう。長いようで短いのが人生。挑戦する時間は限られていますよ。

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