【大人からピアノなんて無理?】それは思い込み。“無理”を覆す3つの理由

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大人のpiano

ピアノは子供の習い事で有名ですが、大人になってからでも習い事、または趣味として始めることはよくあります。

子供時代は、先生に与えられた楽譜を中心に練習する日々だったけど、大人はそれを短縮して好きな曲を積極的に弾くことができます。そこが子供と大人の違いですかね。

では早速ピアノやってみようかな?と思ったそこのあなた、こんな心配事を考えていないでしょうか?

  • 「今さら始めても遅い」
  • 「小さいころからやってないと上手くなれない」
  • 「時間がとれないから練習できない」
  • 「上達する気がしない」
  • 「指が動かないと思う」

などなど、こんな声をよく耳にします。

しかし、これは全て思い込みです。やってみなきゃわからないじゃないですか。失敗ばかり恐れていたら、何も始められません。

挑戦は何歳になってもやるべきであり、恥ずかしいことではありません。無理と決めつける前に諦めモードになるのはやめましょう。

今回は、大人になってからピアノは無理だろうと思う一番多い理由を3つ紹介。その3つの無理を覆す改善方法も含め、大人からピアノを始めても無理ではないことを解説していきます。

ピアノって弾けるようになると、めちゃくちゃ楽しくなるし「できた」の感覚がすごく実感しやすいんだよね。諦めずに一緒に頑張ろう♪

【大人からピアノは無理?】始める前に諦めてしまう理由3つ

大人がピアノを始めるときに「無理なのでは?」と決めつける理由は、下記の3つです。

  • 本当に上達できるのか不安
  • 時間が取れない
  • 年齢的に遅すぎる

上記の通り

やってもムダだと思い込み、ピアノを始める前に諦めてしまう人が多くいます。

気持ちはわからなくもないけど、まだ練習もしていませんよね。何事もそうですが、練習と継続が大事。ピアノは、続けていくことでどんどん味が深まる楽器ですよ。

今日失敗しても、明日失敗しても、明後日失敗しても大丈夫。やめなければ必ず弾けるようになっていきます。

【ピアノは大人から無理と決めつける理由①】上達できるのか不安

子供の頃から始めないと無理とか、大人の脳は固くて新しいことを覚えにくいなんて言われると、ヤル気モードがなくなります。

そんなことを言われると、大人になったらもう何もチャレンジできなくなりますよね。まぁ、そんなことを言う人は失敗するのが怖くて、つまらない人生を送る人です。ほっときましょう。

大人からピアノを始めても、上達は必ずします!また、多くのメリットもあり、大人は大人のやり方でピアノが上手くなる方法もありますよ!

① 年齢なんてただの数字!大人の脳もまだまだ柔らかい

「もう脳が固まってるから覚えられない」なんて言ってるそこのあなた!大人の脳をそんな過小評価してはいけません!

「神経可塑性」という難しい言葉があるけど、これは「大人の脳だって新しいことを覚えられる」ってことなの。なので、まだまだ柔軟だよってことを指しているよ。

また、音楽を学ぶ過程で使われる前頭葉は、論理的思考や計画性を考える部分。つまり、大人特有の理論的な考え方(物事を筋道を立てて考える)や効率的な練習がピアノ上達の鍵になります。

  • 記憶力や集中力がアップ
  • ストレス解消(自分の機嫌を自分で取ることができる)
  • 心の余裕が増える

またピアノは脳全体をフル回転させるので、“脳の筋トレ”も効果あり!これならジムに行かなくても安心ですね!(※ピアノでは筋肉はつきませんが、心の余裕は増えます)

② 大人だからこそ使える必殺技:効率的な練習法

大人の強みは、ズバリ「自己管理」「好きなことを優先する力」。これが大人流の成功法則です。

子供時代は学校や宿題や習い事や色々あって、好きなことに時間を割けなかったけど、大人になったらこれが可能。これが大きな強みです!

1. 1日15分でもOK!スキマ時間で集中練習

「仕事帰りで疲れたし…」なんて言い訳は却下!たった15分でもいいです。ピアノに向かいましょう!

  • 5分で指をストレッチ
  • 5分で苦手箇所を練習
  • 最後の5分、気持ちよ〜く全体を弾く

短時間でもコツコツやると、意外と弾けるようになりますよ。

このコツコツが上達の近道。実感をすんごく感じるからね。

2. “推し曲”を課題曲にする

「ショパン?難しそうだから無理…」。それはそれでOK!自分が好きな曲を優先にしましょう。

たとえば、「ジブリ曲」や「J-POP」などを弾けるようになれば、周りから「すごい!大人になってから始めたの?」と感心されること間違いなしです。

最初は絶対クラシックじゃないとダメってことはないからね。

アニメ曲でもなんでもOK。あなたが弾きたいと思う曲を、まず一番最初に練習しましょう。大人にピアノは、自分で選曲できるメリットがあることです!(子供時代はこれがありません(泣))

③ じゃあ、どう始める?最初の一歩はこれだ!

「始めるのはいいけど、どうやれば…?」と思う方のために、最初の一歩をご提案します。

頭の中で考えず、まずは行動!これなら、忙しい毎日でも始めやすいはずです。

④ 結論:大人からのピアノは、むしろ“面白い”!

子供の頃とは違い、大人のピアノには自由があります。

「自分のペースで好きな曲を弾く」・「達成感を味わう」など贅沢な時間を過ごせます。個人的ですが、ピアノを始めることで人生がちょっとだけ豊かになる気分も味わえます。

ピアノで向かっている時間ってなんか優雅な時間♪って感じませんか?スマホでボーッとネットサーフィンしたり、ダラダラしていたら「あ〜時間をムダにしたなぁ〜」と後悔をすることがありますが、ピアノはそんな後悔の時間を「実りのある時間」に変えてくれます。

さあ、今すぐ鍵盤を触ってみましょう!「まだ間に合うかな…?」じゃなく、「やってみたら案外楽しいじゃん!」がきっと待っていますよ!

【ピアノは大人から無理と決めつける理由②】時間がとれない

「ピアノ弾きたいけど、仕事にSNSチェック…時間なんてどこにもない!」と、すでにスケジュールがパンパンで嘆いているそこのあなた、そんなことはありません!

1日24時間あるのです。その中で1時間、いや30分、いや15分でも時間を捻出することは絶対にできます!あっでも睡眠時間は削らなくて良いですよ。

忙しい大人こそ、ピアノは上手くなります。時間がなくても下記のやり方をやれば、十分練習は可能です。

1. ピアノは短時間集中型のスポーツ(!?)

「1日15分じゃ足りないでしょ…」と思ったそこのあなた、むしろ大人はこの15分で奇跡を起こします。

子供が「ドレミ」を弾きながら気が散ってオモチャで遊ぶ間に、大人は集中力MAXで練習できます。これ、大人からピアノを始めるメリットです。

 15分でピアノ練習をするコツ
  • 目標を小分けにする:1曲を部分ごとに分けて練習
  • 苦手部分を中心に弾く:よく間違える部分、引っかかる部分を中心に練習
  • リズム練習を重視:最初はゆっくり、正確、丁寧に練習。これで上達が加速する

ダラダラ練習せず、短時間で達成感を感じる練習計画を立てることで、モチベが保てます。

一気にやらず、「少しずつ着実に」が成功の秘訣だよ♪これが上達の近道だけどね。

2. スマホが味方!

大人の特権は、スマホをいつでもどこでも操作できること。(仕事中以外)ピアノを練習する暇がなくても、スマホアプリやYouTubeがガッチリサポートしてくれます。

 スマホの活用方法3つ
  • 電車の中で楽譜の譜読み:目を通してリズムやメロディーを確認
  • 楽曲を聴く:楽曲を繰り返し聴いて、ピアノバージョンに近づける
  • YouTubeで他の人が弾いている楽曲を聴く:アレンジ力を養う

弾かなくても、目を通す、耳で聴く、これだけでも効果あり。時間がないほうが効率よく上達できるかも?と感じるはずです。

3. 大人の強み:自分自身をコントロールする力・やりたいことをはっきり決める

「学生時代よりやる気が続く気がする…」というのも大人のメリット。子供は親に言われないと練習しませんが、大人は自分の好きな曲や目標を決めると、自らやる気スイッチを入れて計画を立てていきます。

自分でやりたいことを決めて行動する。選択肢は自分にある。全ては自分次第。これを一番よくわかっているはずですよ。

 大人のやる気スイッチ(一例)
  • 「あの映画の曲を完璧に弾きたい!」→ モチベーションMAXで猛練習
  • 「友達の結婚式で良い演奏をするぞ!」→ プレッシャーを力に変える
  • 「発表会では、ノーミスに弾きたい」→ とことん練習に打ち込む

大人は現実的な目標を設定でき、それに向かって効率的に努力できます。

これは子供時代では、少し難しいね。てか、大人の方が効率的にピアノが弾けて、上達も早いんじゃないの?て思うことばっかりだね。

「時間がない」と言いつつ、スマホで今、この記事を読んでいるそこのあなた。時間がなくても、ピアノの練習は十分できます。

「忙しい」はただの言い訳。短時間でも工夫して練習、時間がなくても、気持ち次第でピアノ時間を捻出できます。ピアノはいつでもあなたのことを待っていますよ!

【ピアノは大人から無理と決めつける理由③】年齢的に遅すぎる

「もう30代だし、40代だし、50代だし、ピアノなんて無理でしょ…」それを言ったら、何んにもできません!

そんなこと言ってる間にさっさとピアノに向かって、右手と左手を動かしてください!頭の中で「無理」と唱えて何かメリットありますか?

大人になってから、ピアノを始めるのは全然遅くありません。「年齢=ただの数字」であり、ピアノは何歳からでもスタートできます。

ピアノ以外にも「もう40歳だから・・・」と色々理由をつけて諦めていませんか?今、今この時が一番若いときなのです。やりたいことは全部やるべきですよ!

死んだら何もできないし、死んでから後悔するのは遅いですよ。

1. 大人の集中力は子供の倍…いや、下手したら3倍!?

子供からピアノを始めると確かに物覚えも早く、吸収力も高いです。しかし、好奇心旺盛で気が散る面もあります。

私も子供時代、ピアノばっかりじゃなく、公文や習字もやってました。練習サボって遊びまくっていたし(笑)集中力なんかほとんどなかったですよ。

大人は「これをやる!」と決めたら、全集中して1つのことに打ち込みます。

例えば「飲み会でこの曲弾いて、「すげぇ!!」と言わせたい!」と目標を立てたら、想像以上の集中力を引き出して、毎日練習するはずですよ。笑

ピアノ練習は、目的があれば倍速モードで練習!これは子供時代よりも、質の良い練習ができると思います。

2. 好きな曲を弾ける喜び=最高のご褒美!

子供時代のピアノレッスンといえば、「バイエル」とか「謎の練習曲」をひたすら練習、練習、練習。(大切なんですけどね・・・)しかし大人はそんな縛りがなく、自由に選曲できます。

MISIAの『Everything』や、BoAの『メリクリ』などのj-pop他、映画やゲームのサウンドトラックなどの名曲が選べるんです。好きな曲がサラサラ〜っと弾けるようになると、「私って天才かも…」と思えてきます。いや、本当ですよ。笑

複雑なリズムやクセのある楽曲だと、指練習で使用するハノンなどの練習があるかも知れませんが、基本的に「今すぐこの曲を弾きたい!」を優先に弾くことが、大人は可能です。

ピアノ教室に通っても、優先して弾きたい曲を練習させてくれるよ。これは子供のピアノ教室じゃあり得ないから、ここは大人にとってはメリットかな。

3. 新しい挑戦は脳にも心にも良いことだらけ!

「ピアノは脳にも良い」ってことはよく知られている話。脳にも心にもピアノは、良い影響を与えます。

ピアノを弾くと、右手と左手は別々の動きをしますよね。右脳と左脳をつなぐ「脳梁(のうりょう)」が活発に働き、脳が「おい、こっちも手伝え!」と連携し始めます。脳みそは大忙しです。

結果、思考の柔軟性や問題解決力がグングンアップ。ピアノが「考える力のプロテイン」だとしたら、もう毎日飲むしかないですよね!笑

暗譜(楽譜を覚える)ができるようになると、短期〜長期記憶まで脳のストレージが拡張される感じ。さらに、集中力も鍛えられるので、「ピアノ弾いてたら仕事もはかどった!」なんてことが起きるかも知れません。

脳を働かせなかったら、どんどん衰えていっちゃうからね。運動せず筋肉を減らしていったら、将来、足腰が弱くなるのと一緒。鍛えるって重要だよ!

 【ピアノデビューは今日から!】まずは1分でも弾いてみよう
  1. 電子ピアノまたはキーボードを準備
    初心者用の電子ピアノなら、手頃な価格で十分に練習可能
  2. オンラインレッスンやアプリを活用
    ピアノ教室に通う時間がない場合、オンラインレッスンやアプリを活用
  3. 練習のタイミングを決める
    「毎朝コーヒーを飲んだ後」・「寝る前の10分」など、生活に無理なく組み込んで習慣化する
  4. 「やりたい気持ち」を最優先に
    「どれくらい上手になれるか」よりも「ピアノを弾いて楽しい」という気持ちを大切にする

ピアノを始めるのに必要なのは、高価な楽器やたくさんの時間じゃなくて、ちょっとした気持ちと勇気だけです。

【結論】ピアノを始める最適な時期は、ズバリ今!

何度も言いますが、今が一番若いときです。ピアノは子供の頃からやっていなくても、始めるのに遅すぎることはありません。

「大人からやっても遅い」と感じるのは、頑張っている姿が恥ずかしいからと感じていないでしょうか?大人から頑張ることってそんなに恥ずかしいですか?他人の目ばかり気にして、やりたいことを諦めるって人生損していますよ。

まずは、楽譜を見る、ピアノの鍵盤に触れてみる。未来のあなたが笑顔で「やってよかった!」と振り返る瞬間を作っていきましょう。

一歩を踏み出すのに最適な時期は、「今」です!

 大人からピアノを楽しく始める方法はコチラ
この記事を書いた人
pianoの番人

ピアノで人生は変える不思議な楽器。年齢に関係なく始められます。始めたいと思ったところからスタート!挑戦、達成、癒し、ピアノはずっと寄り添ってくれます。弾きたいと思ったら今すぐ弾いてみましょう。長いようで短いのが人生。挑戦する時間は限られていますよ。

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