ピアノは趣味として楽しむだけでなく、自己表現=素の自分をさらけ出す、音楽の楽しさを深めることがでいます。
一年間でどのくらいできるかは、個々の練習量と努力次第。その間に直面する困難や挫折もありますが、ピアノ学習を支える環境と諦めない気持ちを持つことが大切です。
今回は、大人が一年で覚えることができるピアノのレベルと、その過程でのポイントについて詳しく解説します。
【趣味だけではない】大人がピアノを学ぶ目的
ピアノは人生の投資になる
ピアノを趣味として学ぶことは、人生の投資になります。
ピアノは、音楽を奏でる以上の価値アリ! 良い音色を聴くだけでなく、脳の活性化、音楽の楽しさ、そして自分の感情や思いを出せることができます。
将来おばあちゃんになっても、暇でやることがないと言わないかも。ピアノをやっていたら好きな曲を思い存分、毎日弾けて楽しい1日を過ごせます♪
- プロの演奏を聴いて学ぶ
- 自分で演奏して曲の理解を深める
- 演奏を通じて自分自身の表現の仕方を楽しむ
ピアノをやっていたら好きな曲、弾きたい曲がどんどん増えていきます。生涯、弾ききれないくらいたくさんあるので、「もう飽きた」がないでしょう。
【素の自分を出せる】素直な自分を思いっきり表現できる
ピアノを学ぶことは、素の自分を素直に表現できます。なので、自己肯定感や自信を高めることができるのです。
- 自分自身と向き合う力
- 自己肯定感アップ
- 失いかけた自信
- 一点だけに集中する集中力
上記のスキルは、コツコツやっていけば自然と身についていきます。
ピアノを弾いていたら自分自身と向き合い、そして内面を大きく鍛え、ストレス解消や前向きな人格形成に役立つのです。
音楽の本質を深く知ることができる
毎朝、イヤホンをつけて「フフ〜ン♪」と聴くだけの音楽だけでなく、音楽の本質を深く知ることができます。
楽譜をただ読むだけでなく、そのメロディーが作られた背後の感情やストーリーを感じ取る能力をゲット。結果、ピアノを弾くときに自分なりの表現力を使って演奏することができるのです。
音楽理解を深めるステップは、下記の通り
- 音楽理論の基礎を学ぶ(クラシック・ジャズ・ポップスなど)
- 様々なジャンルの音楽を聴く
- エチュードや練習曲を通じて技術を磨く
特に、エチュードの練習は技術的な向上だけでなく、音楽をより深く理解するための重要な手段です。
テクニックも必要な練習曲ですが、音楽を通じて特に集中力の大切さを教えてくれる練習曲ですね。
【一年でどのくらい?】一年間の学習プランと目標設定
一年で最低限のピアノ基礎を習得する
ピアノ学習の初期段階は、基礎、基礎、基礎!!基礎技術の習得からスタートです。
練習の基本は、片手から始めること。両手で弾けない理由は、片手でも弾けないってことですよ!
- 弾けないところを繰り返し集中練習する
- 自分の指の動きを客観的に観察し、いつも間違う理由を考える
- 好きなジャンルの曲を弾きながら基礎やテクニックを学ぶ
また、ピアノ教室を選ぶときは、使用されているピアノの種類(グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノ)もチェックしてみてください。ピアノの種類によって、音色の響き方や指先のタッチ感が異なります。
ピアノ教室で使用するピアノは、本物がベスト!電子ピアノは論外です!ピアノを習う意味がないので、本物のピアノが置いてあるピアノ教室を絶対に選んでください。
正しい方法で練習を積み重ねることで、一年後には大きく成長していますよ。
【焦らなくていい】簡単な曲からのスタートする
ピアノを始めたばかりなのに、いきなり難しい曲に挑戦したら、当たり前ですが即挫折します。
簡単な曲からスタートすることは、楽しみながら基本的な技術を身につけること。最初の成功体験がモチベーションの向上につながるのです。
「簡単すぎてつまらない」と言って練習しないと、途中から「あ〜もうムリ」と言うのがオチですよ。
初心者向けの曲を選ぶポイント- シンプルなメロディー
- 少ない指の移動
- 繰り返しのパターンが多い
上記の特徴曲は、初心者でも練習しやすく早期に成果を感じることができます。
初めての発表会で弾くときも、練習しやすい曲をチョイスした方が失敗はしにくいでしょう。下記のピアノ曲を参考にしてください。
【可能性は無限大】大人が一年で到達できるピアノのレベル
一年後の演奏可能な曲目を決めておく
ピアノを始めて一年後は、基本的な技術を身につけ、いくつかの曲を演奏できるようになるでしょう。
子供時代から習うピアノと違って、大人はストイックに学ぶことができます。中には「ラ・カンパネラ」を弾ける人もいるので、どのくらい弾けるかは努力次第ですよ。
一年間の学習を通じて、下記のような曲目を演奏できれば、かなり優秀だと思います。
ピアノの基礎は、やはりクラシック。ここができればJ-popは余裕ですね。
ピアノを学ぶ目的は色々あると思いますが、一年を通じて、自分自身で選んだ曲を演奏できるようになることは、大きな達成感につながります。
【努力は裏切らない】練習量は個人差によって分かれる
たった一年、されど一年。その一年間でどこまで弾けるようになるかは・・・個々次第です。
練習の量や質、積み重ね、そして学習への姿勢は、個人差によって大きく左右されます。結局、やる気次第ってことですね。
例えば、初めて楽器に触れる人と幼少期に少し経験がある人では、スタート地点で差があります。しかし、そこもどれだけ時間をかけて練習してきたかで、差は簡単に縮みますよ。
一年間でのピアノ学習における個人差の要因リスト- 練習の量と質
- 日々の積み重ね
- 学習への姿勢
- 練習方法の工夫
- スタート時点での経験
練習をしなかったら結局弾けないので、最後は積み重ねで分かれてきます。
まぁ確かに経験者はスタートダッシュできるけど、その先はどこまでできるか・・・。私も途中で成長が止まったので、向上心と挑戦が大切になってきますね。
一年間の練習を通じて、どのくらい上達するかは、個人の練習量、練習方法、そして音楽への情熱によって大きく分かれます。
最初は手が全く動かなくても、一年間ガチで練習したら、ウソみたいに両手で弾けるように必ずなります。過去の自分と比較したらビックリするくらい。これも全て継続、積み重ねの力です!
大人になってからピアノを始めることは、自己実現のピアノ旅です。ピアノは生涯続けれる趣味であり、おばあちゃんになってもボケ防止につながり、美しい音楽の世界に浸れる素敵な楽器です。
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